Jogga

駅の売店で売られている文庫本

January 6, 2009 12:03 AM jammy  長い方の文

男は黙って手ぶら、というなんとなくの信念があり、何とか手ぶらでいたい。何とか手ぶらでいようとする。手ぶらが無理なら巨大な鞄の方がまだマシだ。どちらかでいきたい。いきたい、は、生きたい、と置き換えたっていいぐらいイキタイ。男は黙って手ぶらか巨大な鞄。
しかしあの大きくもなく小さくもないポーチ的な入れ物というのはすごく便利で、携帯とお帳面と文庫本とミント菓子がちょうどよろしく入る、大きくもなく小さくもないポシェット的な入れ物。

先日さいたまスーパーアリーナへ向かう事になり、ちょっとした小旅行ということで携帯と、お帳面と、文庫本とミント菓子ぐらい持っていこうと思ったのですけどそのポーチ的なものを一切持っていないので、ミント菓子いらーん、お帳面いらーん、携帯はジーンズのポッケー、というような取捨選択を繰り返して手元に残った文庫本がこれまた分厚い。尻のポッケじゃ収まり切らんしどこのポッケに入れてももっさりしやがる。年末年始に読み散らかして未だ読了のない数多の本の中で群を抜いて面白い「細雪」と「俘虜記」のどちらかを旅のお供にと思ったけれどどっちも分厚い。ハムスター2匹分くらいの厚みがある。どーしたってここはポシェット的なものが全ての諸問題を解決してくれる雰囲気になった。がしかしそんなもんは持っていない。

ということで結局財布と携帯だけ持って埼玉くんだりまで足を伸ばした。丸腰だ。行きの電車は愛読雑誌「週刊新潮」の新春特大号で何とか凌いだものの問題は帰りの電車で、読むモノがない。読むモノがないこの不安感と言ったらない。車内広告だってそこまで鮮度長続きしない。あっちゅー間に読み終わる。携帯をいじるにも充電の目盛があと1だ。モバイルsuica愛用者に携帯の充電切れはかなりの痛手。仕方がないので駅の売店で、1時間くらいで読み終わりそうな薄い文庫本を物色。駅の売店に売ってる文庫本の割合ってエロ小説と西村京太郎がほぼ9割な気がする。残り1割が「ドラえもん・感動篇」とか勝手にドラえもんの中の感動する話(さよならドラえもんとか)だけ纏めた文庫サイズのドラえもんだ。誰が埼京線でドラえもんの感動する話読むんだよ。

エロ小説と西村京太郎の間に挟まれて海堂尊の「螺鈿迷宮」を発見したので購入。薄さもちょうどよくってこりゃなかなかの時間潰しだなーと思い、早速車中でページを開いたところ、かなり唐突な冒頭。お、こりゃなかなか斬新な始まりじゃーと思うと同時に嫌な感じもしたので表紙見たら「螺鈿迷宮(下)」って書いてあったなー。(下)かー。うーん、(上)は読んでないなー。まずは(上)から読まないといけないところ、僕の手元には(下)のみだなー。無理して(下)を2ページくらい読んだけど、知らない登場人物いっぱい出てきたなー。

あーあ。

welcome to happy set by jogga
ジョッガ代表がhappy setな調子で謳い、綴っています。

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